契山館 千葉分会ブログ

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人間関係

【投稿者:チビクロ】

前回の記事「PTSD 」でお話させていただいたように、
通常、多少のトラウマであれば、思い出せれば解消できます。

ですが、思い出せない場合、トラウマの経験と
正反対の人格になることで、自分を守ろうとする潜在意識の働きがあります。
(この働きは無意識なので、自分が自覚することはありません)

たとえば、幼少期に自分が「暴力的なふるまい」をしたことで
親にぶん殴られて気絶したとか、
食事を与えられかったことがあるとか
(赤ん坊ながら生命の危機を察知するような出来事)

があった場合、生存に関わる自己防衛本能が働き
自己の中の「暴力的な特性」が潜在意識(もしくは幽体)に
抑圧されることになります。

抑圧することによって、表面意識は救われて(トラウマを忘却して)
ふつうに日常生活を送れるようになります。

心理学的には、「暴力」を抑圧するということは、
自分の中にある「暴力的な自分」を抑圧し、
その「暴力的な特性」を他者に投影するということです。

つまり、自分の中にある暴力性を抑圧することで
「私は暴力的ではない」という意識を強めるほど
「他者が暴力的である」という意識が顕在化します。

このプロセスは無意識に進行するため、
自分も相手もその理由がわからないまま
暴力的な現実に巻き込まれるという結果になります。

なので、今一度そのプロセスを順を追って考えてみたいと思います。

まず自分の中に、幼少期の経験、トラウマなどを経て
「暴力は悪である」という法律が形成され、
その法律で自分自身の中にある「暴力的な自分」を抑圧します。

もし自分自身の中に暴力性があると認識している場合
他者の暴力性が強く意識されることはありませんが、

自分の中の暴力性を抑圧した時点で、
他者の暴力性がより明確に意識されるようになります。

その他者に対しても、「暴力は悪である」という、
(自分自身のトラウマにより形成された)
法律を適用して相手を攻撃した結果、
攻撃された相手はより「暴力的」になります。

これが、自分の中の暴力性を抑圧した結果として、
他者から暴力性が引き出されるプロセスです。

というより、抑圧の結果、他者の暴力性に過剰に反応するようになる
と言った方がより現実に近いかもしれません。

たとえば、だれかが道にタバコを投げ捨てるのを見て
「暴力的だ」と感じたりします。

ですので、「暴力的だ」と思う人が自分のまわりに多いと感じた場合、
自分の潜在意識(もしくは幽体)には暴力が抑圧されている可能性があります。

そして、無意識に他者からの暴力を誘引し、
その結果被害者意識が形成されることになります。

これは、暴力に限った話ではありません。

たとえば「自分は優しい人」という意識が強い人は、
潜在意識に「冷たい自分」が抑圧されている可能性があります。

何かの拍子で冷たい自分が頭を出してくると、猛烈な勢いで
その冷たい自分をハンマーでたたいて引っ込めてしまうのです。

自分はつねに「優しい人」です。

そうすると、周りの人が冷たいと感じることが多くなります。
冷たさを抑圧している人は、他者の冷たさに敏感に反応してしまうからです。

つまり、人間関係における他者というのは、
ある意味で抑圧された自分の潜在意識、
あるいはもう一人の自分である幽体の意識を反映していると
言えるかもしれません。

もしそうであるとすると、人間関係において他者を攻撃するということは
どういうことなのでしょうか?

-それは、結局のところ自分自身を攻撃しているのです。

自分の潜在意識や、もう一人の自分である幽体の意識を攻撃して、
それらをさらに抑圧し、苦しみの中に追いやっている可能性があるのです。

実際にはそれらの意識こそが、トラウマから自分を救ってくれた
恩人であるにも関わらずです。


水波霊魂学の著書には、次のように書かれています。

「人の心の奥には、さまざまな思いが詰まっています。それまでの人生で
積もりに積もった不満や怒り、悲しみや苦悩が、そのままの状態で残っているのでした。その激しい思いは、何かのきっかけで、表に出るのを待っているかのごとしなのでしょう。」

(『たましいの救い』P.47)

 

たましいの救い - 人は表面の心だけで生きてはいない (MyISBN - デザインエッグ社)

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自分の善を振りかざして他者を攻撃するよりもまず、
今現在も悲鳴を上げて助けを求めている自分自身の潜在意識、
幽体の心に目を向けてください。

そうした幽体の心を救う方法があるのでしょうか?

実は、一つだけあります。

それが、神伝禊法といわれる霊的修行法です。

幽体の心の治療は、物質的な手法で行うことはできません。

高級霊魂の指導のもと幽的な働きかけをすることが必要です。

一刻も早く、他者に善を説いたり他者を攻撃する努力をなげ捨てて
もう一人の自分である幽体を救うことに専心してください。

そして、いままで、真の恩人である幽体を
攻撃して苦しめてしまったことを心から謝罪し、悔い改めてください。

神伝禊法の実践によって幽体に光と活力を与え
幽体の心の傷を癒してあげてください。

それがあなたが幽体のためにできる、唯一の贖罪です。

 

神伝禊法 - 新時代の霊的トレーニング (MyISBN - デザインエッグ社)

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