契山館 千葉分会ブログ

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量子テレポーテーション

【投稿者:チビクロ】

テレポーテーションといえば、SFに登場する「瞬間移動」
を思い浮かべる方が多いと思いますが、
ある場所から離れた場所に「モノ」を瞬時に移すテクノロジーです。

1993年、米国の物理学者が「量子のもつれ」を利用して
量子テレポーテーションを実現する方法を考案しました。

彼の提案をもとにして、1997年にオーストリアチームが初めて実験に成功し、
2012年には、オーストリアなど国際研究チームが、
大西洋上に浮かんだ島々を結んで、143kmのテレポーテーションに成功しています。

これらの実験では、いずれも少数の光子や原子だけを使って実現されたものです。

人や物のテレポーテーションのように、
膨大な数の粒子で構成される「巨視的な物体」ではありません。

この方法では、目に見えるような大きさの物体では
テレポーテーションが実現できないことがわかっています。

そんな中で、2014年には、巨視的な物体であっても、
方法を工夫すれば、量子テレポーテーションが可能であることが、
理論的に示されました。

つまり、巨視的な物体でも、外からの障害を抑制できる、
新たな量子もつれが発見されたのです。

この方法でテレポートできる状態は以前よりも大きくなっていますが、
人間のような物体に対しては量子状態がはるかに複雑であり、
同じ方法を適用することはまだ困難だと考えられています。


ですが、現時点ではまだ不可能だとしても
2080年ごろには実現の可能性があるともいわれています。

量子テレポーテーションの現実的な応用分野としては

巨視的物体を使った量子プロセッサの開発や、
量子コンピューター実現に向けて道を拓くものですが

将来的には人間の量子テレポーテーションも視野に入れられていることに、
少なからず衝撃を覚えました。

というのは、この技術は専門外の方にはSFと区別がつきにくいかもしれませんが
専門的な観点で申し上げると、この技術はSFとは全く違い、

「モノ自体」が瞬間移動するのではなく
「モノの状態をあらわす情報」が瞬時に別の場所に伝わるということです。

つまり、人間をテレポートさせるには、人体を構成する
原子などの材料を、テレポート先の場所にもあらかじめ用意する必要があるのです。

その上で、量子テレポーテーションによって
人体の状態をあらわす情報を瞬時に伝達し、
テレポート先で、あらかじめ用意されていた材料をもとに
人体が出現することになります。

人体に含まれる情報は従来の研究の情報よりもはるかに複雑なので、
テレポートの技術的な困難さも飛躍的に増大しますが、

それ以前に、そもそも人間というものが
「人体を構成する原子の量子情報の集積」
であるというふうにとらえられていることが、
私が感じた衝撃の中身だと思います。

モノを瞬間移動するのは科学の範疇で十分あり得ると思うのですが
人は無理だと思います。

なぜなら、人は「人体を構成する原子の量子情報の集積」
ではないからです。

肉体と意識は別物ですし、
肉体と重なっている、幽体といわれる死後の世界で使用する身体の情報を、
同様の手法で量子テレポーテーションの技術を
適用することは不可能だからです。

幽体は幽質なので、物質ではなく
物質科学の法則に従いません。

そして幽体が肉体と一緒に移動しなければ
人が移動したことにはならないのです。

つまり、人間を量子テレポーテーションさせることができるという発想は、
人間は100%物質でできているという認識に限りなく近いと考えられます。

一方で、幽体そのものは、量子テレポーテーションの技術など使わなくても、
瞬時に移動することができます。

つまり瞬間移動したいのであれば
死後の身体である幽体でいくらでも可能なのです。

ただし死後下の世界に落ちてしまったら
瞬間移動で行ける世界がひどい世界だけなので

その観点では、生きているうちに瞬間移動に明け暮れるよりも
幽体のことをもっと知ってください、という気持ちにはなります。

ですがあえてここではその観点ではなく
量子テレポーテーション技術のポジティブな面を見ていきたいと思います。

もし将来的に
技術的な問題をすべて克服して、人間のテレポートが実現したとすると

そのときに、実はテレポートできたのは物質の体だけで、
「人間」ではなかったという現実に科学者が直面することになります。

そのときに、はじめて人間は物質ではなかったことに
全人類が気付くのかもしれません。

これまで「人間は物質だ」と主張していた科学者が
「人間は物質ではない」と主張するようになるかもしれません。


ですがそうなるまでには
多大な時間と莫大な研究投資が必要になります。

おそらく私たちが生きている内には実現しないでしょう。

ですが、そんな莫大なコストを払わなくても
人間の本質である「霊魂」についての情報が今すでに明らかにされています。

人間のテレポートを考える前に、まずこの本を読まれることを
おすすめします。

『霊魂は居ると思いますか? 』- 真の霊媒が示す霊魂現象の真偽 (MyISBN - デザインエッグ社)

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