契山館 千葉分会ブログ

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無神論者の友人との会話

【投稿者:チビクロ】

私の友人に、過去、宗教を渡り歩いていた人がいます。

ですが、結局すべての宗教を捨てて神人合一のような悟りを開いてしまい
「すべては神」(あるいは神はいない)という結論に達したようです。

私は知らずに霊魂学の話をしようとして何年かぶりに連絡してみました。

そのやりとりで興味深いことをいくつか感じたので、シェアしたいと思います。

 

友人はAといいます。

なお私は確実に霊魂学に共感していると思えない相手には、
会にご迷惑がかかる可能性を考えて、契山館の名前はいいません。

神道系の団体」で勉強しているという感じで伝えています。

A
「この世界はパーフェクトで何一つ問題がありません。
 私達が問題を作っています。宇宙はいつも順調です。

 それに気がついたら、
 宗教は悟りとかに近づいていくには返って害を及ぼします。

 悟りは観念を超えたところにあります。思考を止めたところです。
 知識は二元性の罠の中に引きずりこみますから。知識は必要ありません。

 悪魔といわれるようなものも神の裏返しです。
 神、悪魔といった時点で二元性の世界に引きずりこまれています。」



「カルマは、肉体ではなく死後に使う幽体という
 身体に刻まれた過去世の心情の集積です。

 これを解消しないまま死んだら、死んだ後の世界で結構きついと思います。
 死後は幽体が表面の身体になり、肉体の覆いがなくなるため、感受性が
 劇的に増大します。
 その幽体がズタボロの状態だとあの世で地獄の苦しみを味わいます。
 地獄はありませんが、地獄のような苦しみはあります。

 もちろん、地獄の苦しみを味わいながら、二元性はないと言う自由はあります。
 それを自由意志と言えるかどうかは分かりませんが。(笑)

 カルマの解消のために悔い改めて神に懺悔してください。」


A
「行動自体は無色です。良いも悪いもないです。
 その観念が二元性の中にいつの間にか引き込まれているということです。

 カルマがあるのかないのか分かりませんが
 観念からは脱却したいと思っています。」



「悟ったという人からは、高級霊魂が一気に去ってしまうようです。
 高級霊魂は自由意志を尊重するからです。
 いかに高級霊魂が上の世界に導きたくても本人が拒絶すれば何もできません。

 一方、高級霊魂が去った人の周りには不道徳な霊魂が取り巻きます。
 不道徳な霊魂は自由意志を尊重しないからです。
 そしてその人をさんざんもてあそんだあげく、
 死後は下の世界に引きずり込むようです。

 もちろん、私はそれが正しいと証明することができません。
 あくまで私が勉強した内容です。」


A
「チビクロさん、その団体には気を付けてください!
 悟りを体験した人を十把一絡げにして決めてかかってますから。
 
 もう洗脳されかかっていますよ、チビクロさん!
 私、下の世界OKです!そんなものがあるなら。

 宗教の常とう手段ですね、恐怖を植え付ける。

 私は、チビクロさんがその団体には深くはかかわらないように希望します。
 ネガティブなことを強調しているので怪しいです。

 チビクロさんには他者の痛みを想像するというもっとも大切な部分が
 欠けているのではと思います。

 理論とか哲学とか勉強されるのはいいことだと思います。
 ですがもっとも大事な慈悲とか慈愛とかの基礎がなければ
 知識を積み上げていっても分かりません。

 ですからチビクロさんにはその団体のところか、
 何処かほかのところで奉仕のようなことをしてもらいたいです。」



「悟りを体験した人を十把一絡げにしているというのではなく、
 これまでのAさんのように一方的に真理を説いてくる姿勢をもって、
 相手の話を受け入れない人は
 何が正しいかを全て分かっているということだと思うので
 そういう人は「何が真実か」を求めようとはしない(悟ってるから)。

 そのため、求められない高級霊魂は自由意志を尊重してその人から去る。
 という話をしただけです。
 しかも私は、それを絶対真理として押し付けているのではなく、
 真実かどうかは分からないけど勉強した内容です、と伝えているだけです。


 ひとつだけ、質問してもよろしいですか?

>チビクロさんには他者の痛みを想像するというもっとも大切な部分が
 欠けているのではと思います。
 
 とのご指摘ですが、もしそう感じられたのであれば
 真摯に受け止めたいと思います。

 ただ未熟な私にはよく分からなかったので、どこら辺で
 その「痛み」を感じられたのか教えていただけますか?

 もし気付かずに他の人に同じことをしていたらいけないので。」


A
「文章の書き方が高圧的になっているのは自覚しています。
 チビクロさんの話を潰してばかりですから。

 ですが憎まれるのを承知であえて火中の栗を拾いに行きました。
 なんとかチビクロさんに気付いて欲しかったからです。

 私自身が傷ついたというわけではありません。

 たとえば戦争を体験した人は、空襲の中で逃げ惑いその状況の中で、
 周りの人が苦しみもがいて死んでいくとかいう場面に遭遇したり、
 また自身も体を傷つけられたり、戦争にとられた身内の者が遺骨もなく、
 ただ死亡通知だけ届くというような辛苦悲を味わってきたので
 「戦争は絶対ヤダ」というスタンスをとりますが、
 戦争体験がなく辛苦悲などの想像力に欠けているひとは
 「べつに戦争いいんじゃないの」というスタンスをとります。
 自分が兵隊に取られて腕の一本もなくさないと気が付かない。
 戦争を実体験した人と実体験がない人という意図で書きました。」

 


「なるほど、確かにそう言われてみれば、私の口調もどこか突き放している感じで
 適切でなかったかもしれません。
 私の方ではAさんのためを思って発言したつもりでしたが
 意図しない形で相手を傷つけることもあるんだということに
 気付かせていただくことができました。ありがとうございます。」

 

A
「了解しました。すみませんでした。(>_<)」


話の概略はこんな感じでした。

私が興味深いと感じたのは、
彼が私を「悪魔のような霊魂学の教え」(笑)から救おうとしていたことです。

一方私も「無神論」から彼を救おうとしていました。

なのでお互い相手に対して善意を持っていたということです。

なので私はその善意に感謝を示し、
その善意に気付かなかったことに謝意を示しました。

そして彼とは今でも良好な関係を保っています。

普通の友達として、むしろ深くなったような感じもします。

結果として説得はできませんでしたが
話の過程で彼の心が若干たじろいでいるのは体感できたので、
可能であれば人生のどこかで、あるいは最悪死後、下の世界であっても
私の話を思い出してくれればと思っています。