契山館 千葉分会ブログ

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富士山の恐ろしさ

【投稿者:どんた】

富士山が青空を背景にたたずむ姿は、優しくも神々しくあり、
流れる雲をまとう姿は、龍を従えているようです。

でも現実の富士山は、独立峰なので南北の風が直撃し、
ひどい時は秒速20m/秒の暴風が荒れ狂い、気温も、冬では零下20度は当たり前、
毎年、登山者の死亡事故が発生します。

空気も平地の2/3程度です。

本来は人の立ち入りを拒絶する山です。

舐めて立ち入ることは、死へ繋がります。

近くで毎日見ていますが、晴れていたと思ったら一時間後には雲に隠れ、
雲が凄い勢いで山麓から頂上へ流れていきます。

昔は山を崇める人々は麓から拝み、『山頂を征服する』『観光』など
考えてもいなかったのです。

怖れや憧れ、崇敬を含んだ気持ちで富士山を拝み見ていたのでしょう。

今では入山料を徴収したり、登りやすくするために山肌を削って道を造り、
以前は電車を通す案まで出ていました。

そこには、富士山を霊山として人が信仰する姿はありません。

 

今後、人間はどうなっていくのか。

何とも悲しい限りです。

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